メールソフトの設定方法、メールの送信ができない
Liveメール、Outlook2003~2016
POP Before SMTPの廃止、新しいSMTP(SMTP AUTH)へ変更

POP Before SMTPの廃止
SMTP(SMTP AUTH)へ変更

OCNの「Bizメール&ウェブビジネス」では、近年急増している迷惑メールやなりすましによるメール不正送信の防止に伴い、サーバーのセキュリティ向上を目的として、2017年9月より、OCNのメールサーバー「POP Before SMTP」の認証方式が廃止されます。

新しい設定に変更していないと、メールの送受信ができなくなります。2017年9月より随時、POP Before SMTPの認証サービスの廃止を進めているようです。

「POP3とIMAP」メールアカウントの種類によって設定が異なる

POP3とIMAPの場合、セキュリティを強化した新しい認証方式「SMTP(SMTP AUTH)」の設定方法が異なります。メールソフトのアカウント画面から設定を変更します。

メールソフトの設定
POP3 Liveメール

受信メールサーバー ○○○○○.bizmw.com
送信メールサーバー ○○○○○.bizmw.com
受信 ポート番号 995 メールソフトにより異なる
送信 ポート番号 587 SSLにチェック

メールソフトの設定 Liveメール① POP3

メールソフトの設定 Liveメール② POP3

メールソフトの設定
POP3 Outlook

受信メールサーバー ○○○○○.bizmw.com
送信メールサーバー ○○○○○.bizmw.com
受信 ポート番号 995 メールソフトにより異なる
送信 ポート番号 587 SSLにチェック

メールソフトの設定 Outlookメール① POP3

メールソフトの設定 Outlookメール② POP3

メールソフトの設定
IMAP Liveメール、Outlook

受信メールサーバー 変更なし(アドレス @以降)
送信メールサーバー 変更なし(アドレス @以降)
受信 ポート番号 143 チェックなし
送信 ポート番号 587 SSL、又はチェックなし

メールソフトの設定 IMAP①

メールソフトの設定 IMAP②

POP3とIMAPの違い

POP3の特徴

メールサーバーに届いたメールを、liveメールやOutlookなどのメールソフトに保存する仕組みです。保存後のメールはメールソフトに移りますので、そのパソコン内にあるメールソフト経由でないとメールを閲覧できません。

メールソフトにデータを移した後は、メールソフトの「受信したメールをサーバーに残す」設定をしない限り、基本的にメールサーバー内にメールは残らないので、サーバーに負荷が掛かりません。また、インターネットに接続されていない状態でも閲覧ができます。

IMAPの特徴

メールサーバー内で保存されたメールを、liveメールやOutlookなどのメールソフトを利用して直接閲覧する仕組みです。liveメールやOutlookなどのメールソフトにデータは移っていません。(残りません)

IMAP方式は、メールサーバー内にメールが保存されているため、ネット環境やメールソフト、接続方法さえ知っていれば、どこからでもメールを閲覧する事が可能です。GメールやYahooメールをイメージしてもらえれば分かりやすいかもしれません。デメリットとしては、メールサーバーに負荷が掛かります。